寄生虫名 Microsporidium sp.(ミクロスポリジウム)
分類学 微胞子虫門、微胞子虫綱、微胞子虫目
宿主名 ヒラメ(Paralichthys olivaceus
寄生部位 肝臓
肉眼所見 肝臓に白色のシストが観察される。
寄生虫学 シスト内部に多数の米粒状の胞子が形成される(写真1)。胞子は長さ約3.5 μm、幅約2.0 μm担胞子胞(sporophorous vesicle)の形成は未確認。
病理学 未報告
人体に対する影響 人間には寄生しないので、食品衛生上の問題はない。
診断法 シストをつぶしてウェットマウントで胞子を確認する。標本はスメアにしてUvitex 2B染色し、蛍光顕微鏡で観察する。染色された胞子は、紫外光で青い蛍光を発する
その他の情報 未報告
参考文献 なし

写真1.ヒラメの肝臓に寄生するMicrosporidium sp.

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